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合箱です。箱一部破損肉筆です。軸先含めない全体的な大きさは125cm×57cm程度です。橘大亀明治32年（1899年）12月22日、大阪府生まれ。菩提寺の檀家総代の家に育つ。堺市立実業補習学校卒。大正10年（1921年）、生まれ育った堺市の南宗寺で得度し、禅僧として歩み始める。大徳寺塔頭の徳禅寺住職を経て、昭和28年（1953年）に大徳寺派宗務総長、さらに管長代務者に就任。昭和43年（1968年）5月、大徳寺511世住持となる。以後、大徳寺最高顧問。昭和48年（1973年）、大徳寺山内に如意庵再興。昭和55年（1980年）、奈良大宇陀に松源院再建。昭和57年（1982年）4月から平成6年（1986年）3月まで、花園大学の学長を務めた[1]。茶道に精通し、茶人や書家としても知られる。また、池田勇人元首相をはじめ、福田赳夫元首相、松下幸之助ら多くの政財界人と交流。禅の教えを元にアドバイスし、「政界の指南役」と言われた。安藤忠雄が淡路市の本福寺に権力のシンボルである大屋根がなく、蓮池の地下の本堂「水御堂」建設の案を檀家の前で説明したところ、住職を始め、300余りの檀家全員が反対した。さすがに全員反対には驚いた安藤がとった策は、当時すでに90歳を超える大亀に意見を求めることであった。安藤から話を聞いた立花は「これはいい。なぜなら仏教の原点のハスの中に入るというのは一番良い姿だ。自分も冥土へ行く前に見たい」といい、2、3人の檀家代表に話をした。次の話し合いに出席すると、信徒らの意見は180度変わっており、全員賛成だった。そこで安藤は「あなた方、この間全員反対だったじゃないか」と問うと、「いや、それは安藤さんの空耳じゃないか」といわれた。安藤はムッとして「漏るかもわからんぞ」と脅かしたところ「新しいことに挑戦しているのだから、少々は仕方がないでしょう」といわれたという[2]。平成17年（2005年）8月25日、急性肺炎のため死去[3]。種子島から鉄砲を持ち帰り堺に伝え財を成した「鉄砲又」こと「橘家又三郎」は大亀の祖先である。又三郎は、日本の茶道の祖「千利休」と同じ時代、同じ堺で「納屋州」として接点があったと思われるのも数奇な偶然だ

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