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まえがき
日本の伝統の今日には草木花など自然界の なかからつけられたものが多くあります。 それは古来草木が染料のもとであったとい うこともありますが、それにもましてこの 日本が豊かな自然に恵まれ、ひとびとがそ の自然を愛してきたからでした。平安時代、 十二単衣に代表される衣服の重ね着は単純 に着重ねということではなく、色のかさね によって四季をまとうことでした。たとえ ば青葉の中に咲き乱れる花の印象や淡雪を かぶった花の風情を、色をかさねることに よって自然の景観美を表現していたのです。 その色の組み合わせを平安人は「襲色目(か さねいろめ)」とよんでいました。それは空 と大地、草木と花々の色がにじみ、うつろい、 重なり合う美を言葉にしたものでした。その 美意識は現代の私たちにも潜在し続けてい ます。ここに紹介する作品の数々は、私たち に脈々と流れ続ける“日本人の色”の発露 であり、襲色目の美意識そのものです。儚く うつろう色彩を目にするとき、この日本は、 やはり“まほ(真秀) ろば”であったこと を感じるにちがいありません。