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「三銃士(上)」 平成21年 10月 文庫初版
「三銃士(中)」 平成21年 10月 文庫初版
「三銃士(下)」 平成21年 10月 文庫初版 竹村 猛 訳
定価 各巻 514円+税 350頁~372頁
私が三銃士に初めてであったのは、”少年少女世界名作全集”でだった。面白かったが、児童向けに訳されているので長さはだいぶカットされているし、子供にとっては刺激が強い部分も省かれている。その後、岩波文庫や講談社文庫(ダルタニャン物語の全3部作。今はもう絶版になっているだろうが、文庫が充実している図書館で見かけたこともある)で読んだが、この訳が一番しっくりしているような気がする。
<上> 田舎貴族の息子ダルタニャンは、野心に燃え、母のお守りや父親が道教の銃士隊隊長にあてた紹介状を胸にパリを目指す。途中で載っている馬を侮辱された彼は剣を抜くが相手の従者に薪で殴られ気絶、紹介状も盗まれてしまう。それでもどうにかトレヴィル隊長のもとにやってくるが、すげなくあしらわれる。しかしこの時行きがかり上で接触した銃士たち(アトス・ポルトス・アラミス)と決闘をすることになった。待ち合わせ場所で”いざ”という時、枢機卿の親衛隊たちが現れ、銃士隊たちといつも争っている親衛隊たちは三銃士に戦いを挑む。今まで3銃士と決闘をしようとしていたダルタニャンだが、けが人のアトスを含めた3人と5人の親衛隊士を見て3銃士と戦いを共にすることにした。この時から切っても切れない三銃士との絆ができるのだ。国王と枢機卿はパートナーではあるが、ともに相手を見下したい。三銃士とダルタニャンの活躍は国王を喜ばせた。そのご、ダルタニャンは下宿の主人ボナシューに頼まれて誘拐された夫人の救出などをすることになるのだが、若い青年はボナシュー夫人に一目ぼれ、彼女が仕える王妃の危難を救うためにバッキンガム公に手紙を届けることになる。三銃士とダルタニャンの冒険の始まり。
<中> 王妃に感謝されるがボナシュー夫人が攫われる。帰って来たダルタニャンは、前巻最後の方でイギリスに向かうダルタニャンを守るために途中に残った三銃士たちの行方を追う。怪我をしたりして途中に残った三銃士(アトス・ポルトスアラミス)のそれぞれの個性が面白い。またその従者たちも主人に負けず劣らず変人ぞろい。ともかく、3人と再会し、バッキンガム公からもらった名馬を一頭ずつ手に入れたが、それが消えてしまうのも主人公たちの面白さ。パリに戻って来たダルタニャンは、ボナシュー夫人を探すが、その最中、謎の女ミラディーと会う。枢機卿の密偵で肩に罪人のしるしの入れ墨がある謎の女。でも美人なので恋多き男ダルタニャンは彼女に接近。しかしその恐ろしさを改めて知ることに。
<下> フランスは新教徒の立てこもるラ・ロシェルを囲み、イギリスと敵対することになる。ダルタニャンや三銃士もこの戦いに参加。その最中、ミラディーが枢機卿と接触し、ダルタニャンとバッキンガム公の殺害を企てていることを知る。どうしたらいいのか。その相談のために戦場の真ん中の砦で4人で相談するところなどは面白い。ともかくその相談は成功して、王妃とイギリスに知らせを送る。その知らせを見たミラディーの義兄は、ミラディーを捕らえることができたのだが。見張りの若い士官を誑し込んだミラディーは、脱出に成功フランスに戻ってくる。一方ダルタニャンたちはボナシュー夫人が匿われている修道院に向かうのだが、一歩の差でミラディーに先を越された。野心に燃える若き騎士ダルタニャンの青春と恋と冒険がここに結末。
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個人の蔵書なので、すべて一読はしています。すべて自分で読むために購入した本です。
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