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【筺に傷みあり】 日本語における漢語の変容の研究 副詞化を中心として 鳴海伸一著  ひつじ研究叢書(言語編)第125巻

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管理番号 新品 :35387154969
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メーカー 9c1f55d566a7 発売日 2025-04-06 22:51 定価 4000円
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【筺に傷みあり】 日本語における漢語の変容の研究 副詞化を中心として 鳴海伸一著  ひつじ研究叢書(言語編)第125巻

【筺に傷みあり】 日本語における漢語の変容の研究 副詞化を中心として 鳴海伸一著  ひつじ研究叢書(言語編)第125巻_画像1 【筺に傷みあり】 日本語における漢語の変容の研究 副詞化を中心として 鳴海伸一著  ひつじ研究叢書(言語編)第125巻_画像2
2015年初版1刷。
中古。【筺に強めの傷みあり】【筺にシミ汚れあり】。表紙裏表紙に傷み汚れあり。他に書き込みや目立つ汚れなど無し(出品前に一通り確認していますが、見逃しがございましたらご容赦下さい)。。 

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出版社紹介文
 漢語は、日本語に定着する過程で何らかの日本的変容を被る場合がある。そうした現象を「漢語の国語化」として捉え直し、漢語が副詞化する事例を中心に個別の語史を検討する。それをもとに、副詞化の段階的なプロセスを示し、さらに、副詞における時間的意味・程度的意味発生の、過程と類型を示す。本書は、個別の語史を総合して、漢語の日本的変容や副詞の意味変化といった体系的な視点でまとめることを目指すものである。


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梱包について
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もくじ


第一部 序論


第一章 漢語の日本的変容の仕組み―問題の所在―  

第二章 漢語の研究史概観  

第一節 漢語研究の出発点  
第二節 その後の展開と問題点  
第三節 漢語の国語化という視点  
第四節 漢語副詞研究の流れ  


第二部 国語化と時間的意味・空間的意味  


第三章 「次第」の意味変化と時間副詞化  

第一節 はじめに  
第二節 中国文献における「次第」  
第三節 漢語「次第」の日本への受容 ―奈良時代―  
第四節 「次第に」の登場 ―平安時代―  
第五節 「次第」の国語化 ―鎌倉時代―  
第六節 事態の捉え方の中立化 ―室町時代以降―  
第七節 時間副詞化の過程  
第八節 おわりに  

第四章 「次第」の接尾語用法における時間的意味の発生  

第一節 はじめに  
第二節 接尾語用法の成立  
第三節 上接語の性質の変化  
第四節 時間的意味の獲得  
第五節 「次第」の接続助詞化と時間的意味獲得の過程  
第六節 おわりに 

第五章 「一所」の意味変化と空間的意味の喪失  

第一節 はじめに  
第二節 中国文献における「一所」  
第三節 日本への受容と変容   第四節 含意としての〈行動をともにする〉意の発生  
第五節 「一所に」の意味変化 
第六節 おわりに  

第六章 「一所」の意味変化による「一緒」への表記の交代  

第一節 はじめに 
第二節 空間的意味の喪失 ―江戸時代後期まで― 
第三節 意味変化に対応した表記法の先駆的試み  
 3・1 十返舎一九の場合  
 3・2 式亭三馬の場合 
 3・3 為永春水の場合 
第四節 漢語「一緒」の出自と日本での新表記「一緒」の採用  
第五節 「一緒」の定着  
第六節 おわりに  

第七章 「一所懸命」の意味変化と「一生懸命」の出現  

第一節 はじめに 
第二節 「一所懸命」の原義 ―中世―  
第三節 「一生懸命」の出現 ―近世―  
第四節 新形出現の要因  
第五節 「一生懸命」の副詞化 ―近世末期以降― 
第六節 副詞用法発生までの過程  
第七節 おわりに 


第三部 国語化と程度的意味  


第八章 「相当」の意味変化と程度副詞化  

第一節 はじめに  
第二節 中国文献における「相当」  
第三節 日本への受容と程度的意味の発生  
第四節 程度副詞化の進行  
第五節 「相当」の意味変化と、程度的意味の発生の仕方 
第六節 おわりに  

第九章 「随分」の意味変化と程度的意味・評価的意味の発生  

第一節 はじめに  
第二節 中国文献における「随分」の原義  
第三節 日本語への受容と量的含意の発生  
第四節 量の大きさから程度の高さへ  
第五節 具体的な量から抽象的な量へ  
第六節 評価的意味の発生  
第七節 おわりに  

第十章 「真実」とその類義語の意味変化と程度副詞化  

第一節 はじめに  
第二節 漢語「真実」の受容と副詞用法  
第三節 副詞用法における程度的意味の発生  
第四節 「真実」における程度的意味発生の過程  
第五節 類義語との比較  
 5・1 「まことに」  
 5・2 「ほんとう(に)」  
 5・3 「事実」「実際」  
 5・4 類義語間における、程度的意味発生の過程  
第六節 おわりに  

第十一章 「むげ」の意味変化と程度副詞化  

第一節 はじめに
第二節 先行研究 
第三節 「むげ」の原義  
第四節 「むげ」の出自に擬せられるもの 
第五節 「無下」という漢字表記との結びつき 
第六節 程度的意味の獲得  
第七節 実質的意味の再獲得  
第八節 おわりに ―意味変化の要因―  


第四部 漢語変容の過程と類型  


第十二章 漢語の受容と国語化  

第一節 漢語受容の方法としての「国語化」 
第二節 漢語の国語化とはどういう現象か  
第三節 漢語の国語化における副詞化の位置と副詞化のプロセス 
 3・1 国語化としての副詞化  
 3・2 副詞化のプロセス  
  3・2・1 連用修飾用法の獲得  
  3・2・2 動作様態や状態・程度を修飾する意味への変化  
  3・2・3 意味の抽象化  
  3・2・4 文法化(再分析)  
第四節 漢語の国語化に基づく新たな漢字語運用  
 4・1 国語化に基づく字音語の再生産  
  4・1・1 和製漢語の発生 ―「一所懸命・一生懸命」を例に―  
  4・1・2 漢字表記語の擬似漢語化 ―「むげ」を例に―  
  4・1・3 表記のあて直し ―「一所・一緒」「一所懸命・一生懸命」を例に―  
 4・2 新たな漢字語運用としての字音語の再生産  
第五節 他の言語における借用語の事例との比較  

第十三章 時間的意味発生の過程の類型  

第一節 はじめに  
第二節 空間的意味から時間的意味への転移―時間的意味に関するこれまでの研究(一)―  
第三節 時間副詞化における時間的意味―時間的意味に関するこれまでの研究(二)―  
第四節 時間副詞化による時間的意味発生の類型 
 4・1 連続的変化からの含意によるもの ―「次第」を例に―  
 4・2 ひとまとまり性の含意によるもの ―「一緒」を例に―  
第五節 文法化により実質的な意味が薄れ、動作・行為の継起性・同時並行性に焦点があたるもの ―接続助詞「〜次第」を例に― 
第六節 時間的意味発生の過程の類型  

第十四章 副詞における程度的意味発生の過程の類型  

第一節 はじめに  
第二節 程度副詞の特徴  
第三節 程度副詞への転成の種類  
第四節 量的意味と程度的意味  
第五節 真実性と程度的意味  
第六節 比較性と程度的意味  
第七節 程度的意味から発生した評価性  
第八節 程度的意味発生の過程の類型  


第五部 結論  

第十五章 本書のまとめと今後の課題  

第一節 本書のまとめ  
第二節 今後の課題  


参考文献  
調査資料  
既発表論文との関係  
あとがき  
索引        

 

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