ウイングクラブコレクションL4 デ・ハビラント DH98 モスキート FB型 迷彩塗装 1/144 Wing Club Collection L4 戦闘爆撃型 全長8.5cm

  商品は、バンダイから２００６年に発売された『WING CLUB COLLECTION（ウイングクラブコレクション）Part.L4』より『デハビランド DH98 モスキート』になります。

  外箱開封済み、ブリスター未開封の新品になります。リーフレットとパーツ小袋もあります。


  元々、双発の高速爆撃機として開発されたモスキートですが、この模型のモスキートは機首の爆撃手用の窓がなく、代わりに７．７ｍｍ機銃４丁と胴体底面に２０ｍｍ機関砲を４門装備しており、翼に爆弾も吊ってるので、ＦB型（戦闘爆撃機型）のモスキートになります。

  合計８門の機銃掃射は凄まじい・・・。

  F-toysのモスキートは、タイヤが出た状態で固定ですが、ウイングクラブの方は、飛行状態と着陸状態を選べます。

◆趣味のモスキート
  英国空軍のデ・ハビラント モスキートです。双発高速爆撃機として開発されました。

  その最大の特徴は、機体が『木』で出来ている事。

  普通、飛行機は金属で作るものだと思いがちですが、そもそも複葉機の頃はフレームは木で、翼は布製でした。

  で、見た目は金属製の飛行機とまるで変わらない第２次世界大戦の頃の飛行機なのに、モスキートは機体も翼も全部木で出来ているという木製の驚異！（ウッデン・ワンダーというのがモスキートのあだ名）。

  第２次世界大戦中、金属が不足しましたが、その中でも飛行機に使うアルミニウム（ジュラルミンはアルミ合金）が不足しました。飛行機の本体を木で作れば、貴重な金属を節約できる上に、大工さんや家具職人も製造に駆り出せます。

  双発機なので高速なのですが、更に木は金属よりも表面を滑らかに仕上げる事が出来るので、その高速性能に一役買ってます。何とドイツの主力戦闘機メッサーシュミットBf109やイギリスの主力戦闘機スピットファイアよりも速く、爆撃機なのに戦闘機に追われても逃げ切れるとゆー！

  ドイツがジェット戦闘機のＭｅ２６２シュヴァルベを投入するまで、無敵の爆撃機として、第２次世界大戦終結まで、ドイツを爆撃しまくりました。

  また、モスキートが特に有名なのは、レーダーに映らないから。金属製じゃないの電波を反射し難い（通り抜ける）ので、レーダーに映らないのですね。ステルスの元祖とも呼べる機体です。
 
  また全金属機は、胴体や翼はフレームにジュラルミンの薄板が鋲で止めてあるのですが、敵の機銃弾や対空砲火の破片が当たると風圧でめくれ上がりバラバラに剥がれて、その結果、空中分解したり。モスキートの場合、翼も胴体も木製なので、機銃弾は貫通して穴が開き、破片は刺さるだけ。

  基地に戻れば、適当な木材と大工道具と接着剤であっと言う間に破損が直るとゆー。整備性の高さ、抜群です。

  ので、モスキートは稼働率も高かったのです。

  モスキートは６０００機以上生産されたので、大成功した木製飛行機になります。

 
  １／１４４なので全長約８．５ｃｍ、全幅約１２ｃｍ。

  組立は、キャノピーと爆弾の装着、タイヤの取り付けです。
  タイヤは部品の差し替えで、飛行状態と着陸状態のどちらかを再現可能です。

  この模型は、機体の上面をグレーと緑の２色の雲形迷彩で、機体の下部がグレーに塗られてます。

  完全塗装済みなので、模型作りで一番面倒で、身体にも悪い塗装をしなくても良いのが良いところ。
  塗りはかなりキレイです。

  デカールが付属してます。『HP927』に出来ます。

  パイロットの人形が付属するのでにコックピットに座らせられます。

  写真の１枚目は、箱と中身全て。
  写真の２枚目は、組立見本。
  写真の３枚目は、ブリスターの上から機体上面。

  写真の４枚目は、ブリスターの裏から機体底面。

  写真の５枚目は、リーフレット。

◆発送に関して。